屋内ポスター印刷の用紙

屋内ポスター印刷に使用される用紙は、写真に適したアート紙やポスターに最適な光沢のあるコート紙、そして落ち着いたマット紙があり、それぞれ用途に合わせて使い分けられます。アート紙は上質紙をベースに作られており、グロス系の塗料が塗布された用紙で、表面は円滑で印刷再現性も高く写真映えがします。屋外で利用すると光りすぎるので、屋内用で使われることが多く、価格が高いため大量に制作されるポスターには向いていません。選挙ポスターに利用されることが多いコート紙は、光沢があり写真やカラー表現に適しています。

ポスター用紙としてよく使われ、水の浸透もある程度防ぐことができ、直接雨が当たらない場所なら屋外での利用もできます。コート紙のつやを抑えたものがマットコート紙で、つるつる感が少なく触っても指紋が残ることはないのが特徴で、インクのにじみを抑えます。落ち着いた印象を与えたい場合に使用され、光沢が抑えてあるので目にやさしく写真集などに使われています。マットコート紙よりも更に落ち着いたものがマット紙で、水彩画などのデザインのポスターによく合います。

屋内ポスター印刷は屋外ポスターとは違い、直射日光や紫外線、雨や雪、風などの様々な要因にさらされることはないので選べる用紙の種類は豊富です。しかし、屋内ポスター印刷のでは、照明などに反射してテカらないようにアート紙を避けたり、掲示する場所やデザインによって使い分けることが重要となります。

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